Joyce Cooling(ジョイス・クーリング)「Third Wish」のレビューとおすすめ曲
春先から夏にかけての暖かくなってくる時期、風がとても心地よいですよね。
そんな日に似合うのは、程よいノリと爽快感のある曲、とりわけギター演奏が相応しいのではないでしょうか?
というわけで今回は、Joyce Cooling(ジョイス・クーリング)の4枚目のアルバム「Third Wish」について、レビューやおすすめ曲を紹介していきます。
Joyce Cooling(ジョイス・クーリング)「Third Wish」概要
タイトル | Third Wish |
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収録曲 |
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発売日 | 2001年9月11日 |
通常価格※1 | 2,621円 |
レーベル | Grp Records |
参加アーテイスト |
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形式 | CD、Import(輸入盤)のみ |
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- ※1:販売価格はタワーレコードを参照にした値段です。輸入盤や日本語版、ショッピングサイトによっては価格が変わることがあります。
全体レビュー:風のように爽快でスッキリした曲調
とにかく爽快感にあふれた曲が多く、高原や海沿いのドライブ、飲食店やショッピング店の店内放送に用いても違和感がありません。
Joyce Coolingの1音1音をしっかり聴かせるギタープレイは健在ながら、おっとりしたメロディのときもあれば凛とした瞬間も覗かせる、サバサバとした切れの良さが魅力的です。
おすすめ曲1:Third Wish
本アルバムのタイトル曲だけあって、軽快感とノリの良さが非常に楽しい作品です。
低音のメロディから始まったと思いきや、シャープに切り込むギターの演奏で引き込まれますね。
かと言って、ギター一辺倒ではなく、他の楽器との調和をしっかりと聴かせてくれます。
この曲ではボーカルとしても参加しているJoyce Coolingですが、がっつりの歌声ではなくスキャット(意味のない間投詞のようなものをつけて歌うこと。『ラー、ラー』みたいなの。)気味になっているのも、調和を考えてのことでしょうか。
おすすめ曲2:Daddy-O
このアルバムの中では比較的アップテンポな曲ですが、ノリの良さが特徴的ですね。
それでいてギターの自己主張がなく、むしろ控えめな様子がまたオツな1曲となっています。
Third Wish同様、曲全体のバランスが考えられている作品でしょう。
おすすめ曲3:It’s All Because Of Loving You
丁寧な演奏が魅力のJoyce Coolingのギターを、最も楽しめるのがこの曲です。
どこか旅愁というか『終わってしまう休日』とも言うべき、伸びやかで物悲しさも感じられる落ち着いた曲調の良きかな。
ちなみに輸入盤ではこちらの曲が最後に収録されていますが、日本語版ではこのあとに「Whenever The Rain Falls(Instrumental)」が収録されています。
まとめ:Joyce Cooling(ジョイス・クーリング)の丁寧なギター演奏を楽しもう
いわゆるギターの『ジャカジャカ』した音はほとんどなく、Joyce Coolingらしい1音1音を丁寧な演奏が楽しめるアルバムです。
曲調も全体的に爽快感があり、様々なシチュエーションになじみます。
春の休日、街中を歩くときに聴きたいですね。
Joyce Cooling(ジョイス・クーリング)についてはこちら→Joyce Cooling(ジョイス・クーリング)のプロフィールとリリース曲(ソロアルバム)まとめ
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