Peter White(ピーター・ホワイト)「Good Day」のレビューとおすすめ曲

2019年3月1日

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スムースジャズというと夕方や夜に似合うものが多く、朝やお昼といった日中に聴きたい曲はなかなかお目にかかれません。

そんななかでも、『良く晴れた休日の午前中から聴きたい』と思えるのが、Peter White(ピーター・ホワイト)の「Good Day」です。

今回は彼の通算12作目となるアルバム「Good Day」について、レビューやおすすめ曲を紹介していきます。

Peter White「Good Day」概要

タイトル Good Day
収録曲
  1. Good Day
  2. Always Forever
  3. Just Give Me a Chance
  4. Love Will Find You
  5. (Un)Forgiven
  6. Temptation
  7. Mission 2 Mars
  8. Bright
  9. Ramon’s Revenge
  10. Say Goodnight
発売日 2009年9月8日
通常価格※1 2,689円
レーベル Peak Records
参加アーティスト
形式 CD、Import(輸入盤)のみ
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  • ※1:販売価格はタワーレコードを参照にした値段です。輸入盤や日本語版、ショッピングサイトによっては価格が変わることがあります。
  • 全体レビュー:晴天の下でお昼寝したくなる

    全体的に明るい曲が多く、非常に陽気な曲調が心地よいです。

    まるでそよ風を思わせるPeter Whiteらしいアコースティックギターのプレイは、ポカポカ陽気な1日にピッタリでしょう。各種パーカッションのチャカポコとした軽快なリズムも、ギターの音色を引き立ています。

    お昼寝がしたくなる曲が多いので、仕事中や運転中はやめたほうがいいですね。

    おすすめ曲1:Good Day

    朝方にカーテンを開けるように始まる出だしのメロディとパーカッションのリズム、そしてそこから始まるギターがまさに『Good Day』を予感させますね。

    それにこの曲の何がおすすめかって、アコースティックギターとビブラフォンの組み合わせが絶妙なところなんです。

    ビブラフォンのあの『(キ)フォ~ン』という音、通常はオシャレなバーのBGMで使用されるイメージが強くて夜っぽさがあります。でもPeter Whiteのアコースティックギターと合わさると透き通った空気感のようになって、印象がガラッと変わるのがお気に入りです。

    おすすめ曲2:Just Give Me a Chance

    このアルバムのなかで最も軽やかな曲は、この「Just Give Me a Chance」でしょう。

    休日のホームセンターでガーデニング用品を眺めているかのような、どこか『ウキウキ』する楽しさがありますね。

    スムースジャズでこれほど『休日の午前中感』がある曲も、なかなか珍しいのではないかと。

    おすすめ曲3:Love Will Find You

    パーカッションのチャカポコとしたリズムとギターのメロディがオシャレな曲です。

    何より、ボーカルの使い方がオシャレ。曲の節々でバックグラウンド的に出てきたと思いきや、終盤あたりで急に「Love Will Find You~」と歌いだすボーカルでグッと引き込まれます。

    ボーカルを主体ではなく楽器の1つ用いる、そんなセンスを楽しめますね。

    まとめ:良く晴れた日中に聴きたい曲

    本作はPeter Whiteらしいアコースティックギターと、それにマッチするパーカッションのリズムやビブラフォンの透き通る音、それらが織りなす陽気な音楽を楽しめるアルバムとなっています。

    おすすめ曲だけでも、春先の陽気な空気の下でお昼寝したくなりますなぁ。

    Peter White(ピーター・ホワイト)についてはこちら→Peter White(ピーター・ホワイト)のプロフィールとリリース曲(ソロアルバム)まとめ