Euge Groove(ユージュ・グルーブ)「Groove on」のレビューとおすすめ曲

2019年2月15日

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スムースジャズでサックスと言えば、Euge Groove(ユージュ・グルーブ)の名前が上がる人も多いのではないでしょうか?

それだけのキャリアと実績のある人物ですよね。

今回は彼の通算11作目となるアルバム「Groove on」について、レビューやおすすめ曲を紹介していきます。

Euge Groove「Groove on」概要

タイトル Groove on
収録曲
  1. Sonnet Xl
  2. Groove On
  3. Free Time
  4. The Healing
  5. Round and Round
  6. Euge One-Oh-One
  7. Last Call
  8. Saturday Afternoon
  9. Always Love You (feat. Lindsey Webster)
  10. Groove On (reprise)
  11. The Healing (cinema)
発売日 2017年11月17日
通常価格※1 2,581円
レーベル Shanachie
参加アーテイスト
形式 CD、Import(輸入盤)のみ
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  • ※1:販売価格はタワーレコードを参照にした値段です。輸入盤や日本語版、ショッピングサイトによっては価格が変わることがあります。
  • ※2:略称しか記載されていませんでしたが、おそらくハモンドオルガン
  • ※3:電子ピアノであるローズ・ピアノのうちフェンダー社製のピアノFender Rhodesこと
  • ※4:電子ピアノのうちウーリッツァー社製のピアノWurlitzer Pianoこと

全体レビュー:都会で過ごす大人の休日

比較的どの曲もトーンは抑えめでゆったりとした雰囲気があり、都会で過ごす大人の休日といった感じです。サックスの『ブピー!』みたいな、好き嫌いの分かれる音はあまりないですね。

もちろんEuge Grooveらしいサックスプレイも楽しめ、夕焼けのように伸びるサックスの音色が心地よい作品となっています。

こういう曲をバックに、トレンディ俳優的な芸能人が庭先でパーティーの準備してそう。

おすすめ曲1:Sonnet Xl

もう最初っから色気たっぷりのメロディでグッと掴まれ、後からやってくるサックスの安定感がたまらない。前述したサックスの伸びが随所に感じられ、時の流れをゆっくりにしてくれる曲ですね。

夕暮れの喫茶店でコーヒーを飲みながら、街の喧騒を眺めたくなる曲ですな。

おすすめ曲2:Free Time

お昼寝から目覚めたあとのような静かな入りから、Euge Grooveのサックスが『今日はこれから何しようか?』と語りかけるかのようで、まさに「Free Time」を思わせるメロディですね。

料理、趣味、ドライブ。何にでもあう曲。

おすすめ曲3:Saturday Afternoon

『ズンズンチャッ』『ズンズンチャッ』と、リズミカルなノリの良さが思わず小躍りしたくなる曲ですね。

こういう曲聴いちゃうと、仕事終わりに仲間と飲みに行ったり、休日なら街なかのイベントや高速道路のサービスエリアへ行きたくなりますなぁ。

まとめ:休日を楽しむためのまさに「Groove on」な仕上がり

元々「Groove on」という熟語は、「大いに楽しむ」とか「愉快に過ごす」みたいな意味があって、まさにぴったりの曲が揃っています。

サックスというとオシャレなバーとかジャズ喫茶なイメージがありますが、Euge Grooveにかかれば、ゆったりした落ち着きのある楽器に変わるんですね。

Euge Grooveのその他の曲はこちら→Euge Groove(ユージュ・グルーブ)のプロフィールとリリース曲(ソロアルバム)まとめ